徹底解説!おすすめのアジングキャロアクション|仕掛け図を用いて説明

キャロのアクションと言えば、キャロ自体を扱うことに少し抵抗がある方も居るかもしれませんが、非常に単純で簡単です。今回はキャロやMキャロの仕掛け図を用いて初心者の方にもわかりやすいおすすめのキャロアクションをご紹介します。また実際のキャロアクション、やり方を動画を添えて解説します。

■キャロの仕掛け図と構造

●全誘導のキャロとジグヘッド


キャロのアクションを解説する前に、キャロの構造を仕掛け図を見ながら確認しましょう。ショックリーダーに全誘導となるキャロとクッションビーズが通っており、スイベルを挟んでティップリーダーが約30cmその先にジグヘッドが付いています。ウエイトのある部分は、キャロとジグヘッドです。

■キャロのキャスティング

●垂らしを長くとってゆっくりと振りかぶろう

キャロは遠投をすることが最大の目的です。キャロをしっかりと遠くに投げれなければ意味がありません。そこでキャロのキャスティングについてコツを解説します。まず、キャストする前に必ず周囲の安全を確認します。垂らしは長めに取りましょう。もともとリグ自体が長いですが、ティップからキャロが数センチしか離れていないと飛距離が出ません。垂らしを取ったらゆっくりと振りかぶります。そしてゆっくりと前方へキャストします。コツはゆっくりと投げることです。ラインは細いし、キャロも空気抵抗が少ないのでしっかり飛んでくれます。ロッドにキャロの自重を乗せる感じでゆっくりと投げましょう。

■キャロアクションの解説

キャロアクションの解説をします。キャロリグ、仕掛けが水中でどんな動きをしているかをイメージできるようにアクション時の仕掛け図を見ながらご説明していきます。今回は初心者の方でもわかりやすいようにキャロのアクションを3つのパターンに分けて見ていきましょう。

●トゥイッチ+リトリーブ


キャロアクションの中でも最も基本となるのがトゥイッチとリトリーブのコンビネーションです。フルキャスト後、カウントダウンしながら棚を取ってからアクション開始です。まずはトゥイッチで2、3回リグを跳ね上げます。その状態からゆっくりと手前にリトリーブしてきます。リールのハンドルを回しながらのリトリーブでも良いですが、おすすめはロッドを手前にさびく動作によるリトリーブです。さびくことでロッドにダイレクトにアタリが伝わるので素早くアワセの動作に入れます。トゥイッチとリトリーブを1セットとして繰り返していきます。

●トゥイッチ+テンションフォール


キャロアクションの中でも最もシンプルで簡単なアクションです。まずはキャストしてカウントダウンしながら任意の棚を取ります。棚が取れたらアクションを開始します。まず2、3回トゥイッチをしてリグを持ち上げます。その状態から、ラインテンションを掛けてロッドは前方斜め45°でキープします。いわゆるテンションフォールの状態です。これを1セットとして繰り返します。トゥイッチはアピール。食わせの間はテンションフォールです。テンションフォール中にバイトがありますのでいつでも合わせに行けるように心構えをしておきましょう。

●トゥイッチ+追従フォール


キャロアクションの中でも、アジがシビアな状態や、フォールするものに反応を示す場合におすすめなのがトゥイッチと追従フォールのコンビネーションアクションです。まずキャストをして任意の棚までカウントダウンをしながらリグを落としていきます。棚が取れたらアクション開始です。まず2、3回トゥイッチを入れてリグを持ち上げます。そこからラインを張らず緩まずの状態にキープしながらロッドで送り込んでいくように追従しながらフォールさせます。この時、キャロはバックスライド気味に縦に落ちていきます。この時ジグヘッドはふらふらとフォールしている状態が演出できるのです。これを1セットとして繰り返します。アタリはフォール中に出ますのでラインテンションのコントロールに気を付けながらアタリを取りましょう。

おすすめのキャロと解説について詳しくはコチラ
アジングにおすすめのキャロ|リグ、仕掛けに必要なアイテムとアクションをご紹介


▼キャロアクション参考動画はコチラ▼

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