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7月, 2017の投稿を表示しています

脈釣りメソッド|プランクトンパターンを打破するアジングワームアクション 動画付きやり方解説

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脈釣りメソッドはアジングワームアクションの中でも究極に動かさない系のメソッドです。トゥイッチやフリーフォール、リフト&フォール、L字メソッドが「動」のアクションだとすると、脈釣りメソッドは「静」の釣法であります。今回は脈釣りメソッドのやり方を動画付きで解説するとともに、脈釣りメソッドがどんな時に有効なのか、おすすめのジグヘッド、ワームをご紹介します。 ■脈釣りメソッドとは ●一定の場所に静かに置いておく 脈釣りメソッドのコンセプトは、釣れるピンポイントのゾーンにジグヘッドを置いておくというものです。つまりはほとんど動かさないのです。よってロッドワークもそこまですることはありません。渓流釣りで、ウキを使わずに餌を流れに乗せて送り込んでいく釣り方を脈釣りと言いますが、まさにその脈釣りの概念に似た釣法なので脈釣りメソッドと呼ばれています。 ■どんな時に有効なのか? ●プランクトンパターンの最強攻略法 脈釣りメソッドはプランクトンパターンの最強攻略法です。(*上の画像は釣りあげたアジの胃から出てきた大量のプランクトン)近年では漁港内などアジングフィールドになるような場所では、プランクトンを捕食しているアジが多くなってきていると感じています。特に夏から秋にかけてはそのようなアジが多いです。プランクトンを捕食しているアジはとにかく動きが鈍いです。これは引きが弱いということではなくて、餌を活発に追わないということです。そもそもプランクトンは遊泳能力が乏しく潮流に身を任せています。アジにとってそれらを捕食するのは非常に楽で、獲物を追わなくても食べることができます。このような理由からプランクトンパターンのアジはワームを追わないのです。そこで、ジグヘッドを極力動かさないようにしてアジの鼻先へ持っていき、食べさせるという釣法、メソッドが出てきたのです。 ■脈釣りメソッドのやり方 ●ラインスラッグを回収するだけ 脈釣りメソッドのやり方を解説します。脈釣りメソッドは操作する工程や動作はほとんどありませんので感覚的な釣り方になる部分も多いです。まず、キャストしてカウントダウンで任意の棚までフォールさせます。次にラインスラッグを回収して、ラインテンションが張らず緩まずの状態を作り出します。そこからはほとんど動かしません。そのゾーンにジグヘッドを置い

レンジキープ|釣れるゾーンを外さないアジングワームアクション やり方の解説と参考動画

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レンジキープはアジングアクションの中でも動かさない部類に入ります。トゥイッチやフリーフォール、リフト&フォールのように縦や横に大きくは動かさずに釣るメソッドです。今回はレンジキープのやり方解説を動画付きで解説するとともに、レンジキープにおすすめのジグヘッド、ルアー、ワームをご紹介いたします。 ■レンジキープアクションとは ●ヒットレンジから外さない レンジキープアクションとは、ヒットレンジから操作するジグヘッド、ワームを外さないアクションです。よって、基本的なやり方は存在しますがジグヘッドがヒットレンジを外れなければレンジキープが出来ているということになります。このレンジキープアクションはバスフィッシィングなどでも使われるメソッドではありますが、ことアジングに関してはキープするレンジが大変シビアで、時には10~20cmという狭い範囲に納めなければならないこともあります。 ■レンジキープアクションが有効な場面 ●プランクトンパターン レンジキープアクションが有効な場面はアジがアミなどのプランクトンを捕食している、いわゆるプランクトンパターンの時です。プランクトンは遊泳力が乏しいので潮目などの一定のレンジ、ポイントに溜まる場合が多く、それを捕食するアジも一定の層に付く場面が多いです。そんな時に有効なのがレンジキープです。有効というよりかはそれ以外のアクションではなかなか釣りにくいというのが現実です。プランクトン食いになっているアジは上下左右の動きに興味を示さなくなる傾向があります。よって、じっくりと同じレンジを引いてくるレンジキープが有効となるわけです。 ■レンジキープアクションのやり方 ●シェイク+さびく レンジキープアクションのやり方はシェイクとさびく動作のコンビネーションで成り立ちます。まずはキャストしてアジのヒットレンジまでカウントをしてフォールさせます。次に軽くシェイクをします。シェイクをしたらじわっと手前にさびいてきます。これを1セットとして繰り返します。コツはとにかく同じレンジを引いてくるイメージをすることです。また、カウントダウンで細かくレンジを刻んでヒットレンジを探し当てましょう。 ■レンジキープにおすすめのジグヘッド ●重さは1.0g未満がおすすめ レンジキープアクションには1.0g未満の軽量

ボトムステイアクション|初心者でもわかるアジングワームアクション やり方、釣り方解説

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ボトムステイアクションはボトムの取り方さえしっかり出来ていれば簡単にできるアジングアクションです。今回はボトムステイが効果的な時期、シーズン、ポイントを解説するとともに、ボトムステイのやり方、ロッドワークを説明します。またボトムステイにおすすめのワームを紹介します。 ■ボトムステイアクションとは ●ボトムにジグヘッドを置いておくイメージ ボトムステイアクションはその名の通り、底にジグヘッドを置いておくイメージでアクションをすることです。ボトムに張り付いてほとんど動かないアジは、棚を上げたり誘いを掛けたりしても追ってくることが少ないので、ジグヘッドをボトム近辺から徹底的に離さない必要があります。 ■ボトムステイが効果的な時期、シーズン ●初夏~秋口 ボトムステイが効果的なシーズン、時期は初夏〜秋口です。この時期のアジは特に夜になるとボトムに張り付きます。理由は夜に砂地から出て来たゴカイ類を捕食しているからです。また、そこまで活発に動き回りません。そこで有効なのがボトムステイです。ボトムに着くか着かないかのレンジをじっくりとネチネチ探って来ることが、ゴカイ類を捕食しているアジに有効です。イメージとしてはあまり動かないアジの鼻っ面に置いておくような感じです。故にキャストを繰り返して何度も細かくポイントを打って行くことが必要になります。また、ゴカイ類を捕食するアジ以外でも、ボトムに張り付く傾向がアジにはあります。特に大型のアジに見られるので、ボトムステイはアジングのアクションパターンになくてはならない動かし方と言えます。 ■ボトムステイが活躍するポイント ●河口域や底が砂泥質なポイント全般 ボトムステイが効果的なポイントは河口域や底質が泥や砂などの場所です。特に夏場であれば、夜間砂からゴカイが出てきますのでそれを捕食するアジが居る可能性が高いです。また、サーフなどでシモリと呼ぶ沈み根が点在するポイントがあります。アジは夜間にそのようなシモリに体を寄せている場合がありますので要チェックです。シモリ近辺の砂地をボトムステイアクションさせることでアジのバイトが得られる可能性が大です。 ■ボトムステイのやり方 ●まずは底を取ること ボトムステイアクションのやり方はまず底を取ることです。すべては底取りから始まります。底を取

L字メソッド|釣れるアジングアクション:テクニック、釣法の解説

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L字メソッドはトゥイッチやフリーフォール、さびくなどの基本的なテクニックを織り交ぜたアジングアクション、釣法です。今回はL字釣法とはどういうものなのか、L字メソッドの仕掛けと、動かし方、やり方を釣法動画を交えて解説します。 ■L字メソッドとは ●L字軌道で攻めるアジングアクション L字メソッドとはフォールとさびく動作を兼ね合わせることでジグヘッドの軌道をL字に描くアクションのことを言います。アジは上から下へ落ちるものへの好反応を示す習性があります。同時に軌道変化に対してより好反応を示す場合があります。L字の軌道はパッと見ると単純ではありますが、その軌道の中には、① ②軌道の変化 水平移動(さびく)という3種の動きが混ざっています。この3種類の動きによりアジが好むアクションにアジャストできるのです。 ■どんな時に効くのか? ●フリーフォールでは食い切らないアジを軌道変化で食わせる L字メソッドが効果的なシチュエーションは多々ありますが、一番出番の多いシーンはフリーフォールで食わない時です。常夜灯の下やヘッドライトの明りで照らされた海面にアジが確認できた経験のある人も多いと思いますが、そのアジがフォールアクションに反応しないことがあります。そんな時にはL字メソッドの出番です。フリーフォールで当たらないアジに軌道変化というアクセントを加えます。するとアジは反射食いに近いものを起こして、垂直落下(フリーフォール)から水平移動に移る瞬間にバイトをする場合があります。これがL字メソッドの強みでもあり最大の特徴です。 ■L字メソッドのやり方、動かし方 ●フリーフォール→さびく→シェイク L字メソッドのやり方、動かし方を解説します。L字メソッドはフリーフォール、さびく、シェイクの繰り返しで成り立っています。まず、キャストして任意の棚を取ります。次にトゥイッチで軽く跳ね上げます。そこからフリーフォールをします。フリーフォールはロッドを追従しながらラインテンションを張らず緩まずの状態で保ちます。ある程度まで落としたら、ロッドを使って手前側にさびいてきます。フリーフォールからさびく動作に入る瞬間~さびく最中が最もバイトが集中するところなので意識を高めましょう。さびいてもバイトが得られない場合にはもう一度シェイクをして棚を跳ね上げます。こ

アジングワームアクション|中級者がマスターしたいL字メソッド ボトムステイ キャロなどを解説

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アジングを始める上で初心者が覚えるべきアクションは、基本的な動作となるボトムの取り方、テンションフォール、フリーフォール、シェイク、トゥイッチなどですが、これらがマスターできたら次のアクションを習得しましょう。今回はL字メソッド、ボトムステイ、レンジキープ、脈釣りメソッド、キャロアクションについて解説します。 ■L字メソッド ●L字の軌道でアジをバイトさせる L字メソッドはその名の通り、ジグヘッドの軌道をL字に動かすことでバイトを誘発するアジングアクションです。アジはフォール特にフリーフォールで垂直に落ちるものに興味を示しますが、フォールだけでは食い切らない場合があります。そこで垂直に落ちる軌道を水平方向に変化させるのです。するとその軌道変化がアジのバイトを誘うのです。バイトが多いのは軌道変化前後です。フリーフォール→水平にさびく→シェイクで持ち上げる→フリーフォールを1セットとしてこれを繰り返します。1キャストの中にL字を何度も描くといったイメージです。 ▼ L字メソッドについて詳しくはコチラ ▼ L字メソッド|釣れるアジングアクション:テクニック、釣法の解説 ■ボトムステイ ●ジグヘッドをボトムから離さないイメージ ボトムステイは操作的には簡単です。まず底を取ります。底を取ったら根掛かりしないように若干持ち上げます。後はシェイクやリーリングでラインコントロールをしながら、ジグヘッドがボトム近辺をフワフワと漂うようなイメージで引いてきます。このアクションの場合、アタリはどこであるのかわからないので常にラインを張らず緩まずの状態でキープしてあたりに備えることがキーポイントです。また、ボトムステイには完全に底にジグヘッドを置いてしまうパターンもあります。ジグヘッドを底に完全につけて後は潮流でコロコロと底を転がるイメージです。このパターンは砂地の地形でやることが前提で(根掛かりしてしまうので)、夜に砂地にゴカイを捕食しにやってくるアジに効果的です。 ▼ ボトムステイについて詳しくはコチラ ▼ ボトムステイアクション|初心者でもわかるアジングワームアクション やり方、釣り方解説 ■レンジキープ ●一定のレンジを外さない レンジキープはアジの居るレンジを外さないようにジグヘッドを一定のレンジを通すアクションです

トゥイッチワームアクションの解説|アジングで横の動きでバイトを誘う

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トゥイッチはアジングにおいて横方向の動きでアピールするワームアクションの一つです。トゥイッチは他のアクションと織り交ぜることで成り立つ一連の動作の一部分です。フリーフォールやフォールメソッドと、さびく動作を合わせてL字釣法が完成したり、キャロアクションの中にも組み込まれたりします。今回は色々なアクションの中で使用するトゥイッチのやり方解説をするとともに、トゥイッチがどういった状況で効くのかを説明します。 ■トゥイッチとは ●横方向へのスイミング動作 トゥイッチはミノーなどのアクションで良く使われますが、アジングのアクションとしても用いられます。アジングのトゥイッチの場合フォールの動作とのコンビネーションで使うことが多いです。フォールが縦の動作だとするとトゥイッチは横の動作です。厳密にいうとボトム近辺からアングラーが引っ張り上げてくるので斜め横方向の動きとなります。 ■トゥイッチのやり方 ●シェイクよりも強めにティップを動かす トゥイッチのやり方を説明します。トゥイッチはシェイクよりも気持ち強めにティップを動かします。ティップにジグヘッドの重みを感じる状態(ラインテンションが掛かった状態)でロッドを煽ります。この際にリールのハンドルを1回転ないし1/2回転してスラッグを回収します。この動作を2,3回繰り返します。 1トゥイッチあたりのハンドルの回転数についてですが、最近のリールにはハイギアとローギアモデルがラインナップされています。ご自身のリールの巻取り量と相談してハンドルをどれだけ回すのか判断しましょう。 ■トゥイッチはどんな時に有効か ●マズメの回遊アジには効果的 トゥイッチは色々な場面で使用できる有効なアクションの一つですが、特に効くのがマズメ時の高活性な回遊アジに対してです。回遊アジは高速で沖合から接岸してきます。また捕食する態勢で接岸するので横方向への瞬発的な動きに好反応を示します。トゥイッチで誘ってストップで食わせの間を作ることがマズメアジングの典型的なアクションです。 ■トゥイッチを取り入れたコンビネーションアクション ●トゥイッチ+テンションフォール トゥイッチと組み合わせると効果的なアクションのひとつにテンションフォールがあります。トゥイッチで誘ってテンションフォールで食わせの間を作りま

シェイクを用いたアジングワームアクション|アピールや棚コントロールに使用

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シェイクはトゥイッチとともにアジングワームアクションの中でもアクセントに使用する意味合いが大きいです。テンションフォールやフリーフォールの合間にシェイクを入れることで棚の立ち上げや同時にアピールもしてくれます。また、キャロアクションの中でもシェイクを織り交ぜる場合があります。今回はアジングにおけるシェイクアクションとは何かを解説するとともに、フォールアクションとのコンビネーションをご紹介します。 ■シェイクとは ●フォール系アクションの合間に入れるアクセント シェイクはフォールアクションの合間に織り交ぜるアクセントの意味合いが強いアクションです。テンションフォールやフリーフォールをする場合、ジグヘッドがヒットレンジを通り越してしまうと一度棚を上げなければいけません。その際にシェイクをしながらリーリングをします。こうすることで棚を持ち上げると同時にアジにアピールができます。 ■シェイクのやり方 ●縦に小刻みに跳ねるイメージ シェイクのやり方はいたって簡単です。ティップにジグヘッドの重みを感じながら2、3回ティップを上下に揺らします。その際に一緒にハンドルをリーリングします。巻き取る量はティップを揺らすことで出たラインスラッグ(糸ふけ)を回収する程度でOKです。イメージとしてはジグヘッドが小刻みに縦に跳ね上がるようなイメージです。 ■シェイクを取り入れたコンビネーションアクション シェイクはアジングアクションにおいてフォール系の動作と混ぜ合わせることで効果を発揮します。シェイクと合わせると良い代表的なフォールアクションをご紹介します。 ●シェイク+テンションフォール テンションフォールを織り交ぜたシェイクのパターンです。まず任意の棚を取ります。そこからシェイクで跳ね上げてティップにジグヘッドの重みを感じながらフォールさせます。アタリがなければまたシェイクで跳ね上げます。これを1セットとして繰り返します。コツはヒットレンジにフォールさせる棚を合わせることです。シェイク=アピール テンションフォール=食わせの間と考えてください。アタリは必ずテンションフォール中(食わせの間)に出ます。 ●シェイク+フリーフォール フリーフォールを織り交ぜたシェイクのパターンです。まずは任意の棚をとります。次に軽くシェイクで跳ね上

フリーフォールメソッドのやり方|初心者が覚えたいアジングアクション

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フリーフォールは縦の動きに反応する習性を持つアジに効くアジングワームアクションです。アジングにはトゥイッチやシェイクなどのアクションがありますが、フォール、特にフリーフォールは別物です。今回はフリーフォールとはどんなものかをテンションフォールと比較しながら解説するとともに、フリーフォールのやり方、フリーフォールにおすすめのジグヘッドやワームをご紹介します。 ■フリーフォールとは ●ラインにテンションが掛からない状態でのフォール フリーフォールとはラインにテンションが掛かっていない状態(テンションフリー)でジグヘッドをフォールさせることを言います。ラインにテンションが掛かっていないので、ジグヘッドは重力のままに限りなく垂直にフォールします。 テンションフォールはラインを張った状態で落としていくのでジグヘッドは円の弧を描くようにアングラーの足元に落ち込んでくるような軌道を取ります。まとめると、フリーフォールは 垂直に フォールし、テンションフォールは カーブしながら斜めに 落ちるというイメージです。 ■フリーフォールはどんな場面で効くのか ●水平に追わないアジに口を使わせる フリーフォールメソッドは夜になってアジの動きがスローになった場合に有効です。そもそもアジは上から下へ垂直に落ちるものに好反応を示します。活性の高いマズメ時の回遊アジなどは活発に餌を追うので水平にバンバンアクションさせてもアタックしてきますが、ナイトなどでアジがあまり動かずにじっとしてしまうと中々ワームを追い切りません。そんな時に有効なのがフリーフォールです。アジの鼻先に垂直にワームが落ちてくるとパクッとバイトする場合が多々あります。フリーフォールメソッドは色々な場面で使用できるので、初心者の方が覚えるべきアクションでもあります。 ■フリーフォールのやり方 ●ロッドを追従させながらフォールさせていく フリーフォールのやり方を解説します。テンションフォールと比べると難易度は上がりますが、マスターすればアジングアクションの幅が広がるので是非習得しましょう。 まずフリーフォールについてですが先に述べたようにラインにテンションを掛けず、ダルダルにすれば自ずと演出できます。しかしそれではフォール中のアタリが取れません。そこで、ロッドの長さを利用してジグヘッド

テンションフォールとは?やり方を解説|アジングアクションで重要なフォールメソッド

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アクションはアジングの中でも重要な要素です。トゥイッチやフリーフォール、リフトアンドフォールなど様々な動かし方がありますが、テンションフォールを忘れてはいけません。今回はテンションフォールとはどんなものなのか、テンションフォールのやり方を解説するとともにフォールスピードについてもご紹介します。 ■テンションフォールとは ●カーブフォール:フォールの軌道は円の弧 テンションフォールとは、ジグヘッドにテンションが掛かった状態でフォールさせることです。簡単に言うとラインがピンと張った状態でのフォールということです。ラインが張った状態でのフォールはラインが円の半径となり、ジグヘッドの軌道は弧を描くように動きます。よってカーブフォールとも呼ばれます。アングラー目線から言うと自分の足元に落ち込んでくるような動きです。このテンションフォールの軌道は落ちていくモノに反応しやすいアジに対して極めて有効なアクションです。また、ラインが張っているのでアジがバイトしてもアタリが伝達しやすい状態なのでわかりやすいです。よって初心者の方に最初に覚えてもらいたいフォールメソッドです。 ■テンションフォールのやり方 ●ロッドを斜め45°で止めるだけ! テンションフォールのやり方を解説します。テンションフォールはラインが張った状態をラインを張った状態を作り出さなければなりません。難しそうですが非常に簡単です!それでは一連の動作をキャストから解説していきます。 ・まずキャストをします。 ・次にアジが居るであろう任意の棚まで落としていきます。棚が取れたらアクション開始です。 ・余分な糸ふけ(ラインスラッグ)を回収します。 ・続いて軽くシェイクをしながらジグヘッドを跳ね上げます。 ・その直後にティップにジグヘッドの重みが掛かるような状態まで軽くリーリングして、ロッドを前方斜め45°でストップさせます。 *これがテンションフォールの状態です。ストップの時間(フォールの時間)を長くとりすぎるとジグヘッドがボトムについて根掛かりしてしまうので、アタリがなければまたシェイクをしてジグヘッドを跳ね上げます。 これを繰り返すことで1キャストの中に何度もテンションフォールの状態を作り出すのです。 ▼参考動画です▼ ■どんな時に有効なのか ●マズメ時の高活性

ただ巻き|初心者におすすめなアジングアクションのやり方をご紹介

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ただ巻きはアジングのアクションの中でも最も簡単で基礎的なアクションです。文字通りただ巻くだけなので初心者にもおすすめのワームアクションです。現代のアジングはダートやワインドなど様々なアクションが開発されていますが、ただ巻きはただ巻くだけではありますが、巻くスピード(リトリーブスピード)の変化をつけることで色々なパターンに対応できます。今回はただ巻きアクションのやり方解説とアクション動画、ただ巻きにおすすめのジグヘッドワームのご紹介をいたします。 ■ただ巻きアクションのやり方 ●一定の速度でリトリーブするだけ ただ巻きのやり方を解説します。まずキャストします。着水してからラインスラッグを回収して一定の速度でリトリーブをしてきます。ただそれだけでこのアクションは完成です。非常にシンプルではありますが、良く釣れる代表的なアジングアクションなので初心者の方にはまず最初に覚えてもらいたいアクションです。 ▼ただ巻き参考動画▼ ■カウントダウンでレンジを刻む ●表層タダ巻きがおすすめ ただ巻きは単純なアクションに感じますが、ジグヘッドを引いてくる水深を変えるだけでアジへのアプローチは全然違ってきます。具体的に解説しますと、キャスト後のカウントダウンでジグヘッドの沈降するレンジを決めます。例えば着水後すぐにリトリーブを開始すれば表層を引いてくることになります。数秒カウントしてからリトリーブを開始すれば中層を。きっちりボトムを取ってからリトリーブをすればボトム近辺を引いてきたことになります。おなじアクションでもレンジが違えば釣れるアジも変わってくるので、今自分はどのレンジを攻めているのかを強く意識しましょう。ちなみに、このただ巻きアクションが良く効くレンジは表層です。水面直下のただ巻きをまず試してみて、反応がなければレンジをどんどんと下げて探っていくことをおすすめします。 ■リトリーブスピードを変えよう ●高活性時は早め、低活性時はゆっくり ただ巻きは巻く速さ(リトリーブスピード)を早くしたり遅くしたりすることでアジの反応が変わります。例えばアジがマズメに稚魚を捕食しているような時は高活性な場合が多いです。そんな時には早めのリトリーブが効果的です。逆にアミなどのプランクトンを捕食している時はとてもゆっくりなリトリーブにしか反